夏の寄せ植えに!ガーデニング初心者向け、夏に強い花5種類

夏の寄せ植えには、鮮やかな色がよく似合います。夏の花でガーデニングを愉しむなら「夏に強い」「手に入りやすい」「長く咲く」こともポイントですね。

ペチュニアやマリーゴールドなど、初心者でも夏の寄せ植えに取り入れやすい“夏に強い花”を5種類紹介します。

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夏の寄せ植え向けの花(1)ペチュニア

ペチュニアは、夏に強い花の代表格。春が終わりを告げる頃から、園芸店に並ぶおなじみの花です。

夏の寄せ植えの花として、ペチュニアが人気を集める理由を紹介します。

(1)八重咲きや半八重咲きなど、新しい品種も!

ペチュニアは夏になると必ず見かける花。だからこそ「のっぺりとした花びらが、少し野暮ったい……」というイメージがありませんか?

一重咲きがおなじみだったペチュニアですが、近年では華やかな八重咲き品種や、控えめで優美な半八重咲き品種も登場しています。

エレガントな寄せ植えを作りたい……そんなときにも、ペチュニアが役に立ちますね。

(2)花期が長い!

せっかく作った寄せ植えは、長く愉しみたいですよね。ペチュニアの花期は、5月から11月ごろ。品種にもよりますが、春から秋まで咲き続けてくれるのです。

ペチュニアが園芸店に並ぶのは、春が終わりを告げる頃。そわそわしながら行くと、見慣れたひらひらとした花びらがお目見えします。

そして暑い夏の間も、次から次へとペチュニアが並び、選ぶ愉しみが尽きません。

(3)花色が多い!

寄せ植えを作るなら、好みの色のトーンで作りたいですよね。ペチュニアの花色は、とにかく豊富!好きな花色で、夏の寄せ植えを作ることができます。

しかも近年では、フレッシュな緑系の花色や、シックな黒ノスタルジックな黄色系の花色なども登場しています。

詳しくは別記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

ペチュニアというと、「くっきりとした花色の一重咲きの花」というイメージがありませんか?近年では、華やかな八重咲きや爽やかな緑色の花など、さま...

夏の寄せ植え向けの花(2)マリーゴールド

マリーゴールドも、夏の寄せ植えには欠かせない、夏に強い花の代表格です。夏に街中を歩くと、見かけない日はないのでは?

夏の寄せ植えの花として、マリーゴールドが人気を集める理由を見てみましょう。

(1)ビタミンカラーが夏のイメージにぴったり!

マリーゴールドといえば、黄色やオレンジ色のビタミンカラー。夏空に映える色は、夏の寄せ植えにぴったりです。

しかも花が大きいので、マリーゴールドを植えるだけでも見栄えがするのが魅力。黄色とオンジ、同系色でまとめると、元気な夏の寄せ植えになりますね。

マリーゴールドはとても丈夫。暑さに強く育てやすいため、ガーデニング初心者でも夏の寄せ植えに取り入れやすい花の一つです。

(2)つる性植物と合わせるだけでも“さま”になる

寄せ植えにするからには、何かと一緒に植えたい……と思いますよね。

マリーゴールドは花色が鮮やかなので、主役として十分にいい仕事をしてくれます。だから後は、動きを付け加えるだけで、世界観を作ることができます。

たとえばおすすめは、しなやかなつるを伸ばし、清々しいグリーンの葉を茂らせるヘデラ(アイビー)です。

ヘデラは種類が多く、添えるだけで寄せ植えに“品のよい揺らぎ”をもたらせてくれるつる性植物です。

寄せ植えに使うなら、小ぶりで愛らしい葉の「ダックフット」や、くしゅくしゅとしたウェーブが個性的な「グリーンチュチュ」がおすすめです。

詳しくは別記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

一年を通して鮮やかなグリーンが美しいアイビー(ヘデラ)は種類が豊富。寄せ植えのあしらいやグランドカバーなどで活躍する、ガーデニングの強い味方...

(3)アンティークカラーの品種も!

夏の寄せ植えの定番とも言えるマリーゴールド。昔からあまりに見かけすぎて、「マリーゴールドは全部同じ……」と思っていませんか?

実は近年では、アンティーク調のピンクベージュの花色が美しい「ストロベリーブロンド」という品種も登場しています。

また優美な白が印象的な「ホワイトバニラ」という品種もあります。

ホワイトバニラはその名の通り、クリームのような色。ふわふわもこもことした咲き姿も豪華で、まるでバニラアイスクリームのような可愛さがあります。

詳しくは別記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

マリーゴールドの色といえば、想像するのは黄色やオレンジ色。夏空に似合う“元気なビタミンカラー”というイメージがありますよね。 実は近年...

夏の寄せ植え向けの花(3)ニチニチソウ

ニチニチソウは、暑さや強い日差しを好む、まさに夏の寄せ植え向きの夏の花です。近年では「ビンカ」と呼ばれることも増えましたね。

ニチニチソウが、夏の寄せ植えに選ばれる理由を見てみましょう。

(1)くっきりとした花色

夏の寄せ植えには、くっきりとした色合いが似合いますよね。ニチニチソウは、白や濃い赤、ピンク、紫など、どれをとっても色味が濃いのです。

たとえば白も、ミルクのよう。しかも整った花の形は、夏のリゾートを想わせる雰囲気が漂います。

(2)ニチニチソウだけでも、十分絵になる

寄せ植えは、さまざまな花を一つの鉢に植え込むことで、独自の世界観を作れることが魅力です。

でも、さまざまな要素を盛り込んだ結果、結局ちぐはぐな寄せ植えになってしまった……という経験をお持ちの方も多いのでは?

ニチニチソウは、花が多くて存在感十分。だから、同じニチニチソウをたくさん植えるだけでも、まとまりのある寄せ植えになります。

また赤やピンクなど同系色の花が揃うので、さまざまな色を混植しても、しっくりなじんでくれます。

(3)雨にも強く、屋外でも育てやすい

せっかく美しく寄せ植えも、長雨の後に見ると花びらが散ってしまった……それではさみしいですよね。

たとえば、暑さには強いペチュニアですが、強い雨を受けると、花びらがくったりしていることもあります。でもニチニチソウなら、多少雨が降り続いても大丈夫です。

雨が降った後のニチニチソウは、ますます艶やか。花色も美しく、思わず見とれてしまいます。

夏の寄せ植え向けの花(4)ケイトウ

ケイトウは、燃え盛る炎のような花色が魅力の夏の花です。ケイトウが夏の寄せ植えに向く理由を見てみましょう。

(1)赤や黄色など、鮮やかな花色が豊富

夏の寄せ植えを作るなら、夏の日差しに負けない鮮やかな色の花を主役にしたいものですよね。

ケイトウは赤や黄色、オレンジなど、元気なビタミンカラーが揃う夏の花です。しかも花の形は、キャンドルライトのよう。

くっきりとした花色と個性的な花姿が、夏の寄せ植えを明るい表情にしてくれます。

(2)ケイトウ同士を植え込むだけで、寄せ植えが完成

寄せ植えの醍醐味は、異なる花を合わせることで生まれる独自の世界観です。

でも初心者のうちは、何を合わせていいのか分からず、二の足を踏むことも多いですよね。

ケイトウは鮮やかな花色のものが多く、しかも鮮やかな同系色。ケイトウ同士を合わせることで、夏の寄せ植えが完成します。

相性を考えずに寄せ植えが作れるのは、ガーデニング初心者にとってはありがたいですよね。

(3)寄せ植えに向くミニ丈品種も!

ガーデニング初心者寄せ植えを作るときに悩むのが、“育った後の大きさ”ですよね。

「今は背が低いけど、大きくなるのでは?」「育ちすぎると、全体のバランスが悪くなってしまう……」と気がかりですよね。

ケイトウは品種改良が進み、近年ではミニ丈品種のものも登場しています。

大きくなりすぎないので、“作ったそのとき”のサイズ感やデザインを保つことができます。ガーデニング初心者にとっては、うれしいポイントですよね。

夏の寄せ植え向けの花(5)ジニア

ジニアは、昔から「百日草」(ヒャクニチソウ)と呼ばれてきた夏に強い花です。夏の寄せ植えの花としてジニアが人気を集める理由を紹介します。

(1)名前の通り、花期が長い!

せっかく作った夏の寄せ植え、長く愉しみたいですよね。ジニアは「百日草」というだけあって開花期間が長く、次々と咲き続けてくれます。

ジニアの花期は5月から10月ごろ。100日どころか、大切に育てれば200日近く咲いてくれるのです。

(2)夏向きの鮮やかな色が多い!

ジニアの花色はビビッドカラーのものが多く、夏の寄せ植え向きです。

ジニアには、鮮やかな赤や濃いショッキングピンクなど、情熱的な色がたくさんあります。他の季節なら濃すぎる色も、夏空にはしっくりなじみますよね。

夏らしい寄せ植えを作りたいなら、ぜひジニアをチェックしてみてくださいね。

(3)存在感があるので、組み合わせに困らない!

ジニアの花は存在感十分!あまり足し算しなくても、十分見ごたえのある夏の寄せ植えになります。

たとえば、オレンジや黄色など同系色のジニアを寄せ植えして、縁にヘデラなどのつる性植物を植えておけば、元気な夏の寄せ植えの完成です。

もっとジニアを主役にするなら、繊細な葉姿のハーブを合わせても、主役が引き立つ寄せ植えになりますね。

まとめ

夏の寄せ植えに活用したい、夏に強い花を5種類紹介しました。どれもこれも、昔から見たことがある、聞いたことがある花ばかりでは?

とはいえ品種改良が進み、豪華な八重咲きや、寄せ植え向きのミニ丈品種もたくさん登場しています。ぜひ「寄せ植えの作り方とコツ!初心者でも簡単!7つの基本を紹介」を参考に、夏の寄せ植え作りを愉しんでくださいね。

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