サルビア7種類!鮮やかな朱赤や涼しげな青紫色を夏の庭に!

太陽光が降り注ぐ夏の庭には、くっきりした鮮やかな花色がよく似合いますよね。また逆に、涼しげな青や紫も、夏の庭を洗練した雰囲気にしてくれます。

燃えるような朱赤や涼しげな青紫色の花が揃うサルビアは、夏のガーデニングにうってつけです。ブルーサルビアやアメジストセージなど、人気のサルビアを7種類紹介します。

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サルビアの種類(1)サルビア・スプレンデンス

公園や広場、街中の花壇などで見かける朱赤のサルビアは、「サルビア・スプレンデンス」といいます。

朱赤のサルビア・スプレンデンスの魅力は、何と言ってもまばゆいほどの鮮やかさです。

夏花壇を埋め尽くすかのように咲き、とても見事!燃え立つような色合いが、夏空にぴったりですよね。

しかも、サルビア・スプレンデンスは花期が長いのもうれしいポイントです。

地域差はありますが、サルビア・スプレンデンスの花期は6月~11月ごろ。大事に育てれば初夏から秋まで、なんと半年近く咲いてくれるのです。

さらに、サルビア・スプレンデンスはとても丈夫。暑い夏もしっかりと乗り切ってくれる、ガーデニング初心者にもありがたい存在です。

鮮やかな色合いを生かすには、何と言っても群生させるのが理想です!花壇にたくさん植えたり、鉢いっぱいに植えたり。印象的な風景が生まれます。

朱赤のイメージが強いサルビア・スプレンデンスですが、実は優しい色合いのものもあります。


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「あやのピーチ」はその名の通り、柔らかな桃色をしたサルビアです。朱赤のサルビアとは違った、優しげな魅力が印象的ですね。

サルビアの種類(2)サルビア・ファリナセア(ブルーサルビア)

「サルビア・ファリナセア」は、一般的に「ブルーサルビア」と呼ばれているサルビアの種類です。

ブルーサルビアは、涼しげな青紫色が清涼感をもたらしてくれるサルビアの種類です。黄色いマリーゴールドと植えると、コントラストが美しいですよね。

マリーゴールドの色といえば、想像するのは黄色やオレンジ色。夏空に似合う“元気なビタミンカラー”というイメージがありますよね。 実は近年...

地域差はありますが、ブルーサルビアの花期は5月~10月ごろ。暑さに強く、真夏の太陽の下でも元気に咲いてくれます。

ブルーサルビアを植えると、直立するスタイリッシュな草姿に惚れ惚れしてしまいます。強い日差しを浴びながらもすっと立つ姿が、とても潔いのです。

直立するとは言っても、高くなりすぎないのもブルーサルビアのいいところ。草丈は25cmぐらいから、大きくなっても50cm程度です。

ほど良い高さを生かして、花壇の背景にもできます。高さを出したい、寄せ植えの中央にもぴったりですね。

鉢にたくさんブルーサルビアばかりを植えても、草姿が乱れずすっきりまとまります。とにかく「どこに植えようかな?」とあれこれ迷ってしまうほど、活用しやすいサルビアなんです。

ちなみにブルーサルビアと呼ばれる通り、青花が主流ですが、白花もあります。


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白い花穂が立ち上がると、とても清々しい空気が漂いますね。ホワイトばかりを寄せ植えにしても清楚な雰囲気ですし、もちろん青紫色のブルーサルビアともよく合います。

サルビアの種類(3)サルビア・レウカンサ(アメジストセージ)

「サルビア・レウカンサ」の“レウカンサ”とは「白い花」という意味です。赤紫色や紫色のがくの中に、白い花を咲かせます。

サルビア・レウカンサは遠目で見ると花穂が紫色に見えることから、別名「アメジストセージ」とも呼ばれます。

サルビア・レウカンサには、別名がもう一つ。ブッシュ状に育つことから、「メキシカンブッシュセージ」とも呼ばれます。

別名がたくさんあると、いかに愛されてきたかが伝わって親しみが出ますよね。

アメジストセージの特徴は、がくの質感です。近くで見ると、まるでフェルト生地のよう。他のサルビアにはない、柔らかい雰囲気を漂わせます。


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アメジストセージはぐんぐん育ち、草丈およそ150cmにもなる大型サルビアです。

ボリューム感があるので、「このスペースを花でいっぱいにしたい!」という庭の一角にぴったりですね。

ちなみにアメジストセージの花期は、8月~11月ごろ。花が少なくなる秋に咲く、頼りになる存在です。

サルビアの種類(4)サルビア・インディゴスパイアー(ラベンダーセージ)

「サルビア・インディゴスパイアー」は、藍色(インディゴ色)の花を咲かせるサルビアの種類です。

花姿がラベンダーに似ていることから、サルビア・インディゴスパイアーは別名「ラベンダーセージ」と呼ばれています。

たしかにひらひらとした花びらが穂から飛び出す雰囲気が、ラベンダーと似ていますよね。

地域差はありますが、ラベンダーの花期は4月~7月ごろ。一方、ラベンダーセージの花期は、6月~10月ごろです。

ラベンダーの種類はさまざまです。たとえば、香り豊かなイングリッシュラベンダー。その他、花姿が可憐なフレンチラベンダーや、レース状の葉が印象的...

まるでリレーのように順に咲くのも、何かご縁を感じさせます。

ちなみにラベンダーセージは、大型のサルビアです。草丈は50~150㎝ほど。ぐんぐん伸びると株姿が乱れることもあるので、切り戻しをしながら育てたいものですね。

サルビアの種類(5)サルビア・エレガンス(パイナップルセージ)

「サルビア・エレガンス」は別名を「パイナップルセージ」と言います。

名前を見ると「黄色のサルビア?」と思ってしまいますよね。でも花は赤く、パイナップルのような熟した黄色からはほど遠い……。

花だけを見ると、むしろ唐辛子のような雰囲気です。実は“パイナップル”という名前は、香りに由来します。

葉を軽くこするとパイナップルのような甘酸っぱい香りがすることから、パイナップルセージと呼ばれているのです。

パイナップルセージの花期は、やや遅め。少し暑さが落ち着き始める9月頃から、秋本番の11月まで咲き続けます。

花色は情熱的な朱赤ですが、実際には秋の花。草丈が高く1~1.5mほどに成長するので、秋花壇の背景にぴったりですね。

サルビアの種類(6)サルビア・ガラニチカ(メドーセージ)

「サルビア・ガラチニカ」は、濃青色をした筒状の花を咲かせるサルビアの種類です。

メドーセージの特徴は、大きめの花。3~5cmと大きめで存在感があります。黒いがくとのコントラストも、とてもシックですよね!

メドーセージも、大きく育つサルビアです。50~150cmほどになるので、植えるときには十分なスペースが必要ですね。

メドーセージの花期は5月~11月ごろ。一般的なサルビアと同じく、夏から秋にかけて半年ほどたっぷりと咲き続けてくれます。

サルビアの種類(7)サルビア・ミクロフィラ(チェリーセージ)

「サルビア・ミクロフィラ」は、別名の「チェリーセージ」の名前で愛されているサルビアの種類です。

一言でチェリ―セージといっても品種はさまざま。もっとも代表的な品種が「ホットリップス」です。

赤と白のツートンカラーが、とても可愛いですよね!気温によって赤と白の割合が変わるのだそう。

ちなみに“チェリー”という名の通り、チェリ―セージは葉や花にさくらんぼのような甘い香りがあります。花色の変化と香りが楽しめるなんて魅力的ですね。

チェリ―セージの花期は5月~10月ごろ。真夏は少しお休みすることがありますが、半年ほど咲き続けます。

チェリ―セージも年々大きくなり、50~150cmほどに育ちます。茂らせるとナチュラルな雰囲気ですね。


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ちなみにチェリ―セージは、とても花色が豊富。たとえばこちらは「キルシェピンク」と呼ばれる品種です。


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濃い目のピンクが、夏の濃いグリーンとよく合いますね。他には、「サーモンイエロー」もあります。


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優しげなアンティークカラーが、とても女性的。クリーム色の花を咲かせてくれます。

朱赤や青紫色もいいけれど、淡い色合いのサルビアも育ててみたい……チェリ―セージは、そんな方にぴったりなサルビアです。

まとめ

朱赤のサルビア・スプレンデンスを群生させると、夏ならではの鮮やかな庭になります。一方ブルーサルビアを庭に取り込むと、涼しげな雰囲気ですよね。

街中の花壇や公園、サルビアがそこかしこに植えられているのは、丈夫で美しいことの何よりの証拠。ぜひお気に入りのサルビアを植えて、魅力を存分に愉しんでみてくださいね。